(一社)埼玉県造園業協会 会長 渡邉 進
梅雨の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
また、日ごろ埼玉県造園業協会発展のため、皆様から多大なご理解とご協力をいただき、心から感謝を申し上げます。
さて、この度の総会については、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、書面決議にさせていただきました。
120社全員の皆様から議決権行使書をご提出いただき、令和2年5月28日に全員の賛成が得られたことに伴い、令和元年度の決算及び役員の選任について、議決をいただきました。
5月29日には書面による理事会を開催し、理事全員からご賛同をいただき、2期目を担うことになりました。令和2年5月29日から2年間の任期です。
今回の新型コロナウイルスにも大変な思いをしていますが、造園業界としては依然様々な課題を抱えているところです。造園工事発注量の減少、技術・技能の継承、担い手の確保などであります。
会員各社の維持・発展を図るため、当面次の3つの目標を掲げ、皆様の先頭に立ち全力を尽くしたいと考えています。
1 会員の拡大
受注環境の改善に向けた要望や提案などを発注者に働きかけを行う際に、会員数が大きな力を持ちます。要望などを積極的にお聞き届けいただくために、120社の会員数を130社にすることを目指します。そのためには、会員一丸となって取組みを強化したいと考えています。
2 造園技術・技能の継承
私たちには、先人・先輩方が脈々と受け継いできた剪定技法や、竹垣作製などの技術を次世代に着実に伝える使命があります。
雑草刈払いなどの緑地維持管理業務に加えて、造園本来の伝統的な技法などを勉強しつつ、業界の維持発展を期したいと考えています。
3 担い手の確保
造園業界には、新規参入者がなかなか確保できていません。人々に心の豊かさをもたらす造園業の魅力をしっかり伝え、従業員が安心・安全に働けるよう休日の増加などを勘案しながら、業界の課題の一つに対処したいと考えています。
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